事務室の鍾声~学校事務職員の発信実践

伊藤拓也 全国学校事務労働組合連絡会議(全学労連)、学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川)・川崎支部で学校事務労働運動に参加 川崎市立学校事務職員 Twitter→@it_zgrr

デジタル化の動向からノートの未来を心配する

この1週間ほど、めっきり寒くなった。

私は季節の変わり目に弱くて、この時期よく体調を崩す。

人より汗かきなので、暑い季節はもちろんのこと、ほどほど暖かいくらいの季節も極力薄着で通気性のよい服装で過ごすのだが(普段スーツなどは着ない)、これが急にやってくる寒さに合わなくてやられるのかもしれない。

じゃあ早めに厚着になれば良いじゃないか、と思うかもしれないが、そうすると今度はそこそこ暖かい日に汗をかいてそこから冷えてしまい、これまたやられるのだ。

しかし、気を付けたい。といいつつ、今週あたまはそんなでダウンしてしまった。

 

なんとか体調を戻して、水曜までと連絡をいただいていた雑誌のゲラ確認と分量整理(削減)をまず済ませた。

もともと締切を破ってしまった案件なので、せめてこれくらいは(大した作業でもないし)早く送って義理を見せたかったのだけど、結局締切当日に。うーん。情けない。

ところで「大した作業でもない」と言ったものの、ページに行を収めることを考えたとき、小見出しの関係で整理する箇所はどうしても限定され、そのなかでの削減は悩んだ。しかし、意は通じるだろうと思うことにする。

 

これから、全学労連の秋の中央行動に際しての3省・団体・国会議員宛要請書の検討も進めなければならない。

首相が代わった直後のためか政府の動きが慌ただしい。文教行政も例に漏れず。先日の「学校と保護者間の判子廃止」発表はネットで反響を呼んでいたが、他にもGIGAスクール構想、デジタル化に絡む動向が目を引く。それは必ずしも文科省内だけではない。様々なところで様々なことが動いている。中央行動のテーマになりうるものと感じている。

 

ところで。

そんなわけで政府の審議会や検討会議の動向を今までより広く注視するようになったのだが、多難。なにしろ数が多すぎる。様々な官庁の主管のもと、ナントカ推進本部や検討会議や審議会や作業部会やワーキンググループや……。もう頭がこんがらがっていく。

こりゃ漫然とブックマークに突っ込んどくだけじゃダメだ、ノートかなにかにまとめないと……と先程心に決めたが、そういえば学生時代からノートをとるのが下手だった。多難の二重。

 

そういえば、デジタル化の先のノートってどんなものになるんだろう。「ノートにまとめる」「ノートをとる」なんて死語になってしまう、そんな日が来るのだろうか。