今日は所属する学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川)の会議。他市の事務職員から、国からのコロナ対策予算の使い道や使い勝手の話を聞いた。かなりまとまった額が学校に配当されたが、備品費と消耗品費の配分がニーズに合わなかったりといった問題があるようだ。
川崎市は学校に予算配当する形ではなく、ある程度市教委の方で予算を握って、消毒剤など共通にニーズがあるものは教委で契約の上各校に配布するとともに、別途各校の要望に応じて予算措置していくスタイルをとっている。
どちらがいいか悪いかは置かれている状況にもよりけりだと思うが、いずれにしても公費予算は一般に大なり小なり使い勝手は悪い。先日のポリエチレン手袋の話にも通じるが、特にこういった状況が流動的な中では、その融通の効かなさは担当者たる私たちには負担でもある。
ちなみにあまりこういうことは言いたくないが、川崎市における共通配布品も中にはニーズとのミスマッチがあったりする。先日納品されたフェイスシールド、使う機会あるかなぁ…。
2020年9月9日東京新聞朝刊12版より。
6面。OECDが加盟国のGDPに占める教育機関向け公的支出の割合を公表。日本は2.9%で比較可能な38か国の中で下から2番目と報じられている。
この傾向は長年続いているが、財務省はひとり当たりの支出水準は低くないなどとして、公的支出増額に一貫して否定的でいる。これに対抗する材料もあるのだろうが、よく把握できていない。この課題はこれから勉強していかなければ。