事務室の鍾声~学校事務職員の発信実践

伊藤拓也 全国学校事務労働組合連絡会議(全学労連)、学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川)・川崎支部で学校事務労働運動に参加 川崎市立学校事務職員 Twitter→@it_zgrr

学校事務職員の横のつながりは今も昔も重要テーマ。ただし、その関係はフラットでなくてはならない。と、思う。

昨日、ポリエチレン手袋をゲットし損ねたことをめそめそと書き連ねた挙句Twitterでも同志はいないかと聞いてみたら、ビニール袋を手にはめて代用という案をいただきました。そういえば以前いた学校では、予算の関係からかそれやってたような記憶が。

今日朝からさっそく、それでいけないか担当の方に打診しました。検討してくださるとの事。

 

私は全学労連という、学校事務職員の全国組織でその運営に携わっているわけですが、社会全般で広がる労働組合活動の影響力の縮小は私たちの団体にもやはり及んでいて、参画メンバーの固定化や古参メンバーの退職等で、その重要な役割である「横のつながり」(「連帯」ともいう)の機能もどうしても弱くなっているのが正直なところ。新たなつながりの構築もなかなか進まないところです。

「労働運動だ!賃金闘争だ!権利闘争だ!」というのはもちろんそれも大切なのですが、同時に学校事務職員(学校事務労働者)のフラットな横のつながり、関係性を自律的に構築していくことは、学労運動の重要な(もしかしたら「闘争方針」なんかよりはるかに本質的な)テーマなのではないかと思います。

「教師」後追いの日教組や、事務長=管理職志向の全事研、事務職員内部に階層(ヒエラルキー)を生み出す共同実施とは違う、対等で自立的で自律的でゆるやかな、そしてまた労働組合活動の中でも指導~被指導の関係性を拒否した、そういうあり方を学校事務職員のなかに息づかせたい、そういう運動なのではないかと思うのです。

それは、1校1人が当たり前の学校事務職員という仕事のなかで、今もなお求められる考え方だと思います。

Twitterがそのツールのひとつになる可能性は、このかん皆さんのツイートを見ていて感じているところです。これからもよろしくお願いします。