すっかり間が開いてしまったが。これでは発信実践の名が泣く。
どうもこのところ、文章を書くにあたっては「書くぞ」と気構えてしまう傾向が強くて、そうすると途端に億劫になってしまって書かないままになり、たいへんよくない。
昔はもっと気軽に書き散らしていたような気がするので、もう一度、気軽に文章を書き散らす姿勢をこのブログに持ち込んでいこうと思う。
これは一種のリハビリだ。
今日は勤務校で粗大ごみの回収があったので、その話でも書くこととしよう。
川崎市立学校における粗大ごみの廃棄は、
①年に2回ほど市教委が各学校に回収希望調査を行う
②市教委が全校から集約した希望をもとに回収業者と契約を結ぶ
③各校への回収日が決まり、市教委から各学校に日程連絡が来る
④回収日当日に各学校が集積しておいた粗大ごみを業者が回収する
といった流れになっている。
学校の中で言えば、
①のところで学校ごとに校内周知・集約・調査票作成・提出を行い
④の前日には提出した集積所(常設ではなく、大型トラックが入って回収作業を行えるような場所)に提出した粗大ごみを運んでおく
といった作業が必要になる。
校内担当をだれがやっているかというとこれは学校にもよるのだが、事務職員がやっている例も少なくない。
排出する粗大ごみはもともと備品である場合も多く備品管理台帳との整合も必要だし、回収の時間帯はおおむね昼日中なので特に小学校で担任を持っている教員が担当するのは難しい。
ところである時期、自治体が異なれば配当される予算の種類(言い換えれば学校で契約を結ぶ業務の種類)もずいぶん異なるものだと知ったころから、粗大ごみの回収も学校ごとの契約になっている自治体があるのかもしれないなぁ、と思うようになった。
皆さんのところはどうですか?
ところで。
私は(私生活はともかく業務上においては)不要なものはどんどん捨ててスペースを作りたいタイプである。
粗大ごみ回収希望調査時の校内周知・集約にあたっては自分でも校内を見て回り「どう見てもこれ何年も使ってなかろ」といった物を見つければ、勇んで担当っぽい人に確認したりする。
どうもこの性質・行動が若干執着に近いようにも自己認識していて、なんなんだろうこれはと考えてみた。
現段階でもしかしたらと思ったこと。
私がここで闘っているもの、捨てようとしているものは、学校の「先送り文化」なのかもしれない。
粗大ごみ・物品廃棄は「先送り文化」が色濃く表れる。
学校は広いから、いらないものが残されていても多くの場合ただちに問題にはならない。だからこそより安易に「先送り文化」が大手をふるう。
私の廃棄への執着は、これとの闘いなのかもしれない。
そして言うまでもなく、学校の「先送り文化」は粗大ごみだけの話ではないのだ。